山本 まりこ
教員詳細
| 名前 | 山本 まりこ（やまもと まりこ） |
|---|---|
| 職名 | 教授 |
| 最終学歴 | 京都大学大学院 医学研究科 外科系専攻（2004年修了） |
| 学位 | 博士(医学) 京都大学博甲第2668号 |
| 担当科目 | 人体の構造と機能、薬理学、薬理学・歯科薬理学、医学入門Ⅰ・Ⅱ、医療文書管理、学際融合歯科衛生学、栄養学、栄養学（食品学も含む）、医療秘書総合実習、医療秘書病院実習、バイオセラピー、医療秘書概論、医療秘書実務Ⅰ、基礎演習Ⅰ･Ⅱ、研究演習Ⅰ･Ⅱ、特別講義Ⅳ |
| 専門分野 | 再生医学・口腔外科学・薬理学・解剖学(発生学を含む) ［専門分野について］ メッセンジャーRNAを用いた新型コロナワクチンのように、遺伝子を用いた治療法や薬の開発・研究をしています。とくに、骨の再生に遺伝子治療を応用することを目指しています。 そのために、「再生医学」や「口腔外科学」といった実際に患者さんに接する臨床医学と薬が体の中でどのように働くか「薬理学」や骨がどのようにできるのか「解剖学(発生学を含む)」といった基礎医学の両方からの探究を行っています。 |
|---|---|
| 教育・研究実績 | 機関リポジトリ (教育実績) 京都大学医学部、岡山大学歯学部、大阪歯科大学、岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科、大阪歯科大学大学院にて医師・歯科医師・歯科衛生士の養成と大学院生の研究指導に携わった。また、ドイツ ミュンスター大学では医学部ならびに歯学部での教育、ドイツ フライブルク大学では理学部での教育に携わった。 (研究実績: 過去5年間の原著論文) ・bmp-2 Gene-Transferred Skeletal Muscles with Needle-Type Electrodes as Efficient and Reliable Biomaterials for Bone Regeneration. Mariko Yamamoto Kawai, Takeshi Yoshida, Tomoki Kato, Takuma Watanabe, Marina Kashiwagi, Shigeki Yamanaka, Hiromitsu Yamamoto, Shigeki Nagahiro, Tsutomu Iwamoto, Khan Masud, Kazuhiro Aoki , Kiyoshi Ohura and Kazumasa Nakao. Materials. 2024 17:1-9. ・Periodontal tissue as a biomaterial for hard-tissue regeneration following bmp-2 gene transfer. Yamamoto-Kawai M, Ozasa R, Ishimoto T, Nakano T, Yamamoto H, Kashiwagi M, Yamanaka G, Nakao K, Maruyama H, Bessho K and Ohura K. Materials. 2022. ・Kashiwagi M, Nakao K, Yamanaka S, Yamauchi I, Yamashita T, Fujii T, Ueda Y, Kawai MY, Watanabe T, Fukuhara S, Bessho K. Circulatory C-type natriuretic peptide reduces mucopolysaccharidosis-associated craniofacial hypoplasia in vivo. PloS One.2022;17(11). ・Kashiwagi M, Nakao K, Yamanaka S, Yamauchi I, Yamashita T, Fujii T, Ueda Y, Kawai MY, Watanabe T, Fukuhara S, Bessho K. Effect of C-type natriuretic peptide on craniofacial skeletogenesis in mice during the pubertal growth spurt. Arch Oral Biol. 2022; 139:1-6. ・Low bone mineral density due to secondary hyperparathyroidism in the GlatmTg (CAG-A4GALT) mouse model of Fabry disease. Maruyama H, Tawguchi A, Mikame M, Lu H, Tada N, Ishijima M, Kaneko H, Kawai M, , et al., FASEB BioAdvances. 2020. ・RANKL-binding peptide promotes ectopic bone formation induced by BMP-2 gene transfer in murine gastrocnemius muscle. Nagahiro S, Uehara T, Yamamoto Kawai M., et al., Dental, Oral and Maxillofacial Research. 2020. ・ Fgfr1 conditional-knockout in neural crest cells induces heterotopic chondrogenesis and osteogenesis in mouse frontal bones. Kawai M, Herrman D, Fuchs A., et al., Med Mol Molphol. 2019. ・Analysis of mineral apposition rates during alveolar bone regeneration over three weeks following transfer of BMP-2/7 gene via in vivo electroporation. Kawai M, Kataoka Y, Sonobe J., et al., Euro J Histochem. 2018. ・Non‐surgical model for alveolar bone regeneration by bone morphogenetic protein‐2/7 gene therapy. Kawai M, Kataoka Y, Sonobe J., et al., J Periodontol. 2018. ・Histogenetic study of verruciform xanthoma of the gingiva. Yamamoto H, Kawai M., J Cytol Histol. 2018. ・Cloning of the parathyroid hormone receptor in Japanese quail. Kawai M, Suzuki N, SekiguchiT., et al., J Hard Tissue Biol. 2018. ・学校健診支援活動を通した医療秘書イメージング形成. 山本 まりこ, 西山 良子, 池永 さやか, 角野 詔子, 仲野 滋子. 医療秘書教育全国協議会誌.2023.23(1):10-16. ・学生の癒し体験と医療秘書の役割についての一考察. 山本 まりこ, 山下 比波, 谷口 蒼, 渡邉 琴葉, 岡嶋 風菜美, 亀井 万由, 関谷 真衣. 関西女子短期大学紀要.33.33-40. ・医師事務作業補助者の都道府県別配置状況とその一考察について. 岡田 理沙, 橋本 風優, 山本 まりこ.Medical Secretary.2023. 20(2):3-8. ・短期大学医療秘書養成学科における学生意識調査第1報-学生生活満足度と学習意欲の横断的変化について-. 西山 良子, 本郷 由佳, 山本 まりこ. Medical Secretary.2023. 20(2):23-29. ・バイオセラピー、医療秘書業務への応用を考える. 山本 まりこ, 西山 良子. Medical Secretary. 日本医療秘書学会誌. 2022.19(2):15-20. ・医療秘書病院実習におけるルーブリックを用いた評価と自己評価についての一考察. 山本 まりこ, 西山 良子, 竹重 文雄. 医療秘書教育全教誌. 2022.22(1) :13-22. |
教育上の能力に関する事項
| 教育方法の実践例 | ・大阪府教育委員会新任教諭研修会 ・岡山大学 新任Faculty Development (FD)研修 ・ドイツ ミュンスター大学における教育研修 ・シミュレーションとPBLを併用した教育者のための医療コミュニケーション教育セミナー ・FD研修(アクティブラーニング) ・FD研修(反転学習) ・授業実演を含むワークショップ ・FDセミナー(授業のあり方) ・FDセミナー(障がいを持つ学生への指導法) ・FDセミナー(学生指導) ・FDセミナー(eラーニング教材) ・FDセミナー(多職種連携教育) ・FDセミナー(障がいのある学生への支援) ・FDセミナー(成人教育学) ・FDセミナー(シラバス作成方法) |
|---|---|
| 作成した教科書、教材 | ・歯科衛生士テキスト-最新薬理学-疾病の成り立ち及び回復過程の促進-学建書院 ・ポイントがよくわかるシンプル歯科薬理学 第3版 永末書店 |
| 実務の経験を有する者についての特記事項 | ・第5回新潟大学遺伝子治療セミナー特別講演 ・ドイツ ミュンスター大学病院大学 招聘講演 ・ドイツ エッセン デュイスブルグ大学 招聘講演 ・文部科学省 大学教育改革支援 大学教育の国際化推進プログラム ドイツ ミュンスター大学病院大学 ・ドイツ学術協会(DAAD)招聘研究員 ドイツ フライブルク大学発生生物学研究所 ・岡山大学-中国東北部大学院留学交流プログラム(吉林大学) ・岡山大学-中国東北部大学院留学交流プログラム(ハルピン医科大学) ・京都大学医学部 非常勤講師 口腔外科学講義担当 ・京都府歯科医師会立京都歯科医療技術専門学校 非常勤講師 薬理学講義担当 |
| 教育・研究実績（外国語論文） | ・bmp-2 Gene-Transferred Skeletal Muscles with Needle-Type Electrodes as Efficient and Reliable Biomaterials for Bone Regeneration. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38399131/ ・Periodontal tissue as a biomaterial for hard-tissue regeneration following bmp-2 gene transfer. https://www.mdpi.com/1996-1944/15/3/993 ・Circulatory C-type natriuretic peptide reduces mucopolysaccharidosis-associated craniofacial hypoplasia in vivo https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0277140 ・Effect of C-type natriuretic peptide on craniofacial skeletogenesis in mice during the pubertal growth spurt https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0003996922000905?via%3Dihub ・Low bone mineral density due to secondary hyperparathyroidism in the GlatmTg(CAG-A4GALT) mouse model of Fabry disease. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7325589/ ・RANKL-binding peptide promotes ectopic bone formation induced by bmp-2 gene transfer in murine gastrocnemius muscle. https://www.oatext.com/rankl-binding-peptide-promotes-ectopic-bone-formation-induced-by-bmp-2-gene-transfer-in-murine-gastrocnemius-muscle.php ・Fgfr1 conditional-knockout in neural crest cells induces heterotopic chondrogenesis and osteogenesis in mouse frontal bones. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30499042/ ・Analysis of mineral apposition rates during alveolar bone regeneration over three weeks following transfer of BMP-2/7 gene via in vivo electroporation. https://www.ejh.it/index.php/ejh/article/view/2947 ・Histogenetic study of verruciform xanthoma of the gingiva. https://www.hilarispublisher.com/open-access/histogenetic-study-of-verruciform-xanthoma-of-the-gingiva-2157-7099-1000507.pdf ・Cloning of the parathyroid hormone receptor in Japanese quail. https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhtb/27/1/27_17/_article/-char/en |
| その他 | ・第36回日本歯科医学教育学会学術集会 「薬理学実習にシミュレーション実習を導入する試み」 |
職務上の実績に関する事項
| 資格、免許 | ・歯科医師免許 ・博士 (医学) ・日本再生医療学会認定医 ・感染制御医ICD(Infection Control Doctor) ・アメリカ心臓学会認定初期救命者(AAA BLS) ・日本薬理学会認定 薬理学エデュケーター ・日本糖尿病学会認定糖尿病療養指導士 ・中学校教諭 一種免許状 ・高等学校教諭 一種免許状 |
|---|---|
| 特許等 | ・ 特願 2004-82750エレクトロポレーション法を用いたヒト骨形成因子遺伝子導入による骨誘導方法 ・ 国際特願 2006-511121 Bone induction by human BMP-2 gene transfer via in vivo electroporation. |
| 実務の経験を有する者についての特記事項 | 1)大学との共同研究 ・大阪大学大学院工学研究科 マテリアル生産科学専攻との共同研究 ・京都大学大学院医学研究科 口腔外科学分野との共同研究 ・東京医科歯科大学 歯学部 口腔基礎工学分野との共同研究 ・新潟大学医学部腎臓内科学講座との共同研究 ・英国 リーズ大学 歯学部との共同研究 ・アメリカ ウイスコンシン州立大学 医学部との共同研究 ・ドイツ フライブルク大学発生生物学研究所との共同研究 ・金沢大学 環日本海域環境研究センターとの共同研究 ・岡山大学歯学部ならびに北海道大学歯学部との共同研究 2)企業提携・研究開発等の担当実績 ・ 岡山県産業振興財団受託事業 ・ 両備てい園(両備ホールディングス)研究助成 ・ 医科学応用財団(Suzuken)研究助成 ・ 大和ヘルス財団(大和証券)研究助成 ・ 中富健康科学財団(久光製薬)研究助成 ・ メディカルテクノ岡山研究助成 ・ 川崎医学･医療福祉学振興会 研究助成 3)研究会・ワークショップ等での報告 ・ 第3回新潟遺伝子治療セミナー ・ 第4回新潟遺伝子治療セミナー 4)留学・海外事情調査等 ・ 岡山大学国際交流事業 ドイツ フライブルク大学 ・ドイツ学術協会, JSPSによる二国間事業 フライブルク大学 ・文部科学省 大学教育改革支援 大学教育の国際化推進プログラム ミュンスター大学病院大学 5) 各種審議会等の委員 ・硬組織再生生物学会 理事 ・日本薬理学会 学術評議員 ・Nanomedicine, Drug Delivery, and Tissue Engineering Scientific Committee |
| その他 | 1)論文の引用実績等 Scopus 被引用数325回 ( 〜2024年3月) |
学生へのメッセージ
医療秘書学科では医療チームの一員として必要となる基礎知識とスキル、そしてコミュニケーション力を身につけることができます。病院や医院で医療スタッフの皆さん、そして患者さんを元気にしてみたいと思うみなさんをサポートしていきます。
