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学長インタビュー 学校全体が相談室

Q1.関西女子短期大学について教えて下さい。

関西女子短期大学には、2万人を超える卒業生を輩出した伝統があり、短期大学屈指の充実した教育環境のもと、歯科衛生士や養護教諭、保育士、幼稚園教諭、医療秘書などの専門職を目指す学生が集っています。専門職というのは誰でもなれるというものではありません。本人に「なりたい」という意欲があり、それを実現できる環境と設備があって、はじめて資格取得まで到達できるのです。本学では、「一生の仕事」にしたいと思える専門職となることができるように、学生一人ひとりに寄り添う教員が、全力で支援いたします。

Q2.どんな学生が多いですか?

「ありがとう」を大切にする「感恩」を建学の精神としていることや、専門職を志していることが影響しているためか、本学の学生には心優しい人が多く、それが校風のようになっています。新入生も入学後、そんな校風になじんで、自然に心優しくなっていくのではないかと思います。一方で、優しいあまり、控えめ過ぎると思える学生もいて、どうして自分の能力をもっと活かしたいと思わないのか、少し歯がゆい思いもしています。色々なことを体験して自分の潜在能力を知り、それを発揮できるようにサポートしたいと思っています。

Q3.先生と生徒の距離がとても近いですよね?

はい。ゼミ担任の先生は卒業してもゼミ生の面倒をよくみます。 だから何かあったら、学生が頼ってきます。 学校全体が相談室のように、話しやすい雰囲気になっていると思います。

Q4.学生が学長室にも相談に来るそうですね?

教員にとって一番うれしいことは、卒業生が訪ねてくれることです。学生時代とは違い、卒業後に持ち込んでくる相談の内容にも、その成長を伺うことができます。私もゼミ担任をやっていたので、元ゼミ生から色々な相談を受けます。話を聞いてあげただけで、自分で解決法を見つけてくれることが多いのですが、何気なく交わした会話が立ち直ってくれるきっかけになることもあります。うまく解決できて感謝された時は「だから教員はやめられない」といつも思ってしまいます。

Q5.大学生活の過ごし方でアドバイスはありますか?

学業や部活、アルバイトや旅行、何でもやりたいことをどんどんやってください。人生で一番楽しいときなので、自分の好きなことをしてみたら良いと思います。たとえ失敗しても構いません。若い時の失敗の経験ほど貴重なものはありません。若い時の失敗や何げない体験が、後の人生で役に立つことが意外に多いものなのです。本学は夏休みも春休みも比較的長いので、休み期間を有効に使って、いろいろな体験をされることをお勧めします。

Q6.卒業後はどんな人になってほしいですか?

他者を思いやることのできる専門職になっていただきたいと思います。本学が養成する専門職は、「人」を相手にするものばかりです。 人はみな違いますから、臨機応変に、クライアント(相手)の望むものを的確に提供できるのが、人を相手にする専門職です。そのために、卒業後もいろいろな経験を積み、多くの人から学んでください。そのうち、「この状況で、この人にはどういう対応をしたら良いか」ということが自然に分かってきます。人が相手ですから、誠意が通じず心折れる思いをすることもあります。それらの経験一つひとつを自分のものにしていくことで、他者を思いやることのできる専門職になることができるでしょう。

Q7.最後に、竹重学長の好きなものを教えて下さい。

旅行が好きです。どこに行こうか考えて、計画を立てるときから旅の楽しみが始まります。旅行では、事前に調べたり、現地で情報を得たりして、美味しい食事や色々な体験を楽しみます。また、時間が許せば、地下鉄や路線バスなど地域の交通機関で博物館や美術館を巡るようにしています。


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