医療秘書学科
実習を主体とした徹底した実践教育と幅広い講義を通して、現場に信頼される医療秘書を育てます。
医療秘書を育成するコースによって構成される医療秘書学科では、医療の現場で求められる高度な専門性を学習するとともに、人の健康や人生に関わる医療人にふさわしい人間性や教養を養います。
関西女子短期大学のアドミッション・ポリシー(求める学生像と受け入れ基本方針)、
カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成方針)、ディプロマポリシー(学位授与の方針)はこちらからご覧ください。
新着情報
医療秘書学科 学科長 竹重 文雄 教授
これからの医療の現場になくてはならないのが医療秘書です。
高齢化社会に伴う患者数の増加と、国民が求める医療サービスの水準の高まりによって、医療機関での医療スタッフの役割がますます重要になってきています。医療の高度化と患者増加の一方で、医師不足・看護師不足は深刻化しており、多くの医師や看護師が非常に厳しい状況に立たされています。
その結果、3時間も待たされたのに診療時間はわずかに3分といった形で、患者さんにしわ寄せが及んでいます。医療スタッフには多忙な医師や看護師の厳しい状況をサポートすることが期待されているのです。
なかでも医療秘書は、医学知識と医療事務、および接遇に精通する専門職です。医師が患者さんに十分に説明する時間を取れないのなら、そのフォローをし、患者さんの不安な気持ちを少しでも楽にできるように、医師と患者さんの仲立ち役(コミュニケーター)となるのが医療秘書なのです。
だから患者さんの質問をきちんと聴き、説明あるいは答えられるように医学の基礎知識を広く身につけることが要求され、医療事務についての実務的な能力も求められます。さらに病院長の秘書ともなれば、病院経営や、運営についての知識も必要となります。
だからこそ、医療秘書は医療機関の印象を大きく左右するやりがいのある仕事なのです。これから先、医療秘書に対するニーズはより高まり、求められるレベルもより高まっていくと考えられます。それに応えることのできる卒業生を一人でも多く育てることが私たちのテーマです。
皆さんも、やりがいのある医療の現場で活躍してみませんか。
医療秘書学科 学科長
竹重 文雄 教授