樂木 正実
教員詳細
名前 | 樂木 正実(らくぎ まさみ) |
---|---|
職名 | 教授 |
最終学歴 | 大阪大学大学院歯学研究科博士課程(昭和61年修了) |
学位 | 歯学博士 |
担当科目 | 保健学概論、衛生学・公衆衛生学(予防医学を含む)、口腔衛生学、健康科学、臨床医学Ⅰ・Ⅱ、高齢者・障害者歯科学、特別講義Ⅱ・Ⅲ、基礎演習Ⅰ・Ⅱ、社会人養成演習~感恩~ |
専門分野 | 小児歯科学、障害者歯科学 [専門分野について] 「小児歯科学」は、成長発育の過程にあり変化している小児を対象としています。 小児のむし歯や歯並びの異常に対して予防と治療を行うことで、大人になった時にちゃんと噛めるようにすることが目的です。 「障害者歯科学」は、さまざまな障害(自閉スペクトラム症や知的能力障害、身体障害、精神障害など)があるために歯科治療がむずかしい人を対象に、上手に安全な診療を行う分野です。 |
---|---|
教育・研究実績 | (学術論文) 1.自閉スペクトラム症児に対するマットを用いたトレーニング, 共著, 2017年, 障歯誌, 38,(3),307 2.ネグレクトを経験した歯科恐怖症を有する女子に対してトレーニングを兼ねた口腔衛生管理を行った1例, 共著, 2017年, 障歯誌, 38,(3),318 3.自閉スペクトラム症児の齲蝕罹患に関連する因子, 共著, 2018年, 障歯誌, 39,(3),307 4.幼児期に体動抑制下での歯科治療を経験した自閉症スペクトラム障害児のその後の歯科への適応性の評価, 共著, 2019年, 障歯誌, 40,(3),417 5.低年齢から管理している自閉スペクトラム症児の齲蝕罹患に関連する要因, 共著, 2019年, 障歯誌, 40,(3),444 6.デンタルチェアを用いないで行うトレーニングから通法での健診へ移行できる要因:自閉スペクトラム症児とDown 症候群児との比較, 共著, 2020年, 障歯誌, 41,(3),208 |
教育上の能力に関する事項
教育方法の実践例 | ・大阪大学歯学部において小児歯科学の講義と、障害者歯科学の特別講義 ・大阪大学歯学部附属歯科技工士学校において小児歯科学の講義 ・大阪産業大学附属歯科衛生士学院専門学校において小児歯科学の講義 ・関西女子短期大学歯科衛生学科において障害者歯科学の講義 ・大阪歯科学院専門学校において障害者歯科学の講義 ・大阪歯科衛生士専門学校において障害者歯科学の講義 ・岡山県立大学保健福祉学部栄養学科において自閉症スペクトラム症についての特別講義 |
---|---|
作成した教科書、教材 | スペシャルニーズのある人へ ライフステージを考えた口腔ケア(口腔保健協会, 共著) |
実務の経験を有する者についての特記事項 | ・関西女子短期大学歯科衛生学科をはじめ歯科衛生士養成学校の学生に対する臨床実習を担当 ・日本小児歯科学会近畿地方会大会教育講演(平成16年) ・大阪急性期・総合医療センターすこやかセミナー(平成23年) ・大阪大学歯学部同窓会臨床談話会講演(平成29年) ・大阪府歯科衛生士会学術集会講演(令和7年) |
その他 | - |
職務上の実績に関する事項
資格、免許 | ・歯科医師免許(昭和57年6月18日) ・大阪大学歯学博士(昭和61年3月25日) ・日本小児歯科学会専門医(平成17年12月3日~) ・日本障害者歯科学会専門医(平成30年2月17日~) |
---|---|
特許等 | - |
実務の経験を有する者についての特記事項 | ・日本障害者歯科学会代議員(平成22年度~現在) ・日本障害者歯科学会理事(平成22年度~令和3年度) ・日本小児歯科学会近畿地方会幹事(平成6~平成25年度) ・日本小児歯科学会近畿地方会監事(平成26年度~令和3年度) ・日本小児歯科学会理事(平成24年度~平成25年度) |
その他 | - |
学生へのメッセージ
養護教諭は「保健室の先生」と理解されていますが、校内すべての子どもたちの心の拠りどころです。
また「学校全体の健康課題」を意識し、解決することも重要な仕事です。そのため養護教諭には「学校全体の健康課題」を的確に把握する「公衆衛生学的能力」と、学内だけでなく学外の人々とも連携を取り組織的に課題を解決する「コーディネート力」が求められています。
子どもたち、保護者との信頼関係をもとにして、子どもたちの豊かな成長に貢献できる養護教諭をともに目指しましょう。