津田 尚子
教員詳細
名前 | 津田 尚子(つだ なおこ) |
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職名 | 教授 |
最終学歴 | 奈良女子大学大学院人間文化研究科 博士課程 比較文化学専攻(2002年 単位取得後退学) |
学位 | 修士(文学) |
担当科目 | 保育の心理学、子ども家庭支援の心理学、保育実習Ⅰ(施設)、保育実習指導Ⅰ(施設)、保育・教職実践演習(幼稚園)、子ども家庭支援論、こどもと臨床、病棟保育実習、研究演習Ⅰ・Ⅱ、キンダーカウンセリング入門、幼児理解と教育相談、心理学 |
専門分野 | 臨床心理学 教育相談 [専門分野について] 「臨床心理学」は、人が生きていく中で体験する悩みや困ったことの実態を解明し、こころのメカニズムとその動きを探っていく学問です。 「教育相談」では、教育場面で起こる様々な困難に向き合っていきます。困難には、その子どもの適応課題のみならず、家庭や社会の生きづらさも反映されています。具体的な課題解決に挑みながら、より良い家庭状況地域社会のあり方を一緒に考えていきます。 |
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教育・研究実績 | 機関リポジトリ ・『「自閉傾向」とされ、極度のひきこもりを呈した子どもに対する遊戯療法的かかわりの過程』 精神分析研究 2001 ・学生の居住地、興味に応じた実習先・ボランティア先の開拓 ・『集団生活適応困難が懸念され破壊的な言動を見せた子どもに対する遊戯療法アプローチ』精神分析研究 2002 ・『三つの次元におけるつながり体験の相違についての考察』 関西女子短期大学紀要 2008 ・『臨床心理士にとっての子育て支援:その領域と意義』 関西女子短期大学紀要 2010 ・『保育実習指導の事前指導の現状についての一考察』 関西福祉科学大学紀要 2015 ・『攻撃性と内的現実の相対化についての一考察』関西女子短期大学紀要 2018 ・『学校における不適応行動の取り扱い』関西女子短期大学紀要 2020 ・『親密な知人に対する認識とその実態のギャップから生じる行き違いと打開策についての一考察』関西女子短期大学紀要 2021 ・『学びにつながる仕掛け:学びのための枠組みと学習意欲につながるわがまま性の実現について』関西女子短期大学紀要 2022 |
教育上の能力に関する事項
作成した教科書、教材 | ・『発達のための臨床心理学』(共著)保育出版社 ・『生きる力を育てる臨床心理学』(共著)保育出版社 ・『学び、考え、実践力をつける家庭支援論』(編著)保育出版社 ・『考え、実践する施設実習』(共著)保育出版社 ・『保育の心理学』(共著) 教育情報出版 ・『保育者の協働性を高める「子ども家庭支援」「子育て支援」』(共著)晃洋書房 ・『子どもと保護者に寄り添う「子ども家庭支援の心理学」』(監修)晃洋書房 |
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実務の経験を有する者についての特記事項 | ・平成21・22・23・24・26・27・28・30・令和3年度 教員免許更新講座「幼稚園教諭対象選択講座」担当 ・奈良いのちの電話 電話相談員養成講座 講師 |
職務上の実績に関する事項
資格、免許 | ・財団法人日本臨床心理士資格認定協会認定 臨床心理士 ・図書館司書 ・公認心理師 |
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実務の経験を有する者についての特記事項 | ・平成7・8年度 文部省委託研究 「登校拒否(不登校)児童生徒の適応指導教室(かたらい教室)の在り方に関する調査研究」(奈良県大和高田市教員委員会、教員相談員) ・平成10・11年度 文部省委託研究 「マルチメディア活用調査研究委託事業」(奈良県、教員相談員) ・平成9~13年度 文部省委託事業 「スクールカウンセラー活用調査研究事業」(奈良県、スクールカウンセラー) |
学生へのメッセージ
教育相談などで相談業務に従事した後、研究・教育に従事しています。相談業務をしていて気づかされたことは、子どもたちの不調は、子ども自身だけの問題ではなく、家庭・環境の不調のサインでもあることです。子どもの最善の利益と福祉の実現のために、子どもたちの声に耳を澄まし、子ども・家族・地域にとってよい環境づくりができるよう、一緒に勉強していきましょう。