【保育学科】最後の幼稚園実習に向けて ~ 模擬保育の実践 ~ (2年)2018年06月29日
2年生は来る9月、最後の幼稚園実習に参加します。
今回の幼稚園実習は、全5回の実習の中でもラストとなる実習です。
いわば“実習の千秋楽”をいよいよ迎えるわけです。
1年の頃に経験した幼稚園実習とは違い、この実習では、担任として前に立ち実際に保育を行うことになります。
そこで本学科では、学生が保育者と子ども役にそれぞれなりきって、模擬保育を行っています。
模擬保育はグループワークです。
実習時期を考え「秋」をテーマに4歳児を対象とした保育内容を考えました。
仲間と相談して、指導案の立案から保育の準備、実践までを行います。
試行錯誤して、制作の試作品を作りながら、作り方の手順や材料を考え、保育内容を練りました。
準備もそれぞれのグループのペースで、授業の空き時間なども利用して行いました。
そして、保育者役の学生は、子どもに向けた言葉を使って、保育現場さながらの保育を進めます。
模擬保育中には、子ども役の学生から
「あの言葉は4歳児にわかるのかな?」
「これは4歳の子もわかりやすい作品だよね!」
「5歳だったら、もうちょっとここを難しくできるかも!」
など、活動を楽しみながらも、子ども視点からの発言がたくさん出ていました。
保育者にとって重要な“子どもの立場に立って考える力”が、育ってきているのでしょう。
2年間でここまで・・・と感慨深いものがあります。
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