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医療事務・医療秘書にやりがいはある?スキルアップの方法は?徹底解説します!
  • 2023.11.29

医療に携わりやりがいのある仕事がしたい。人助けができる仕事がしたい。
その思った時の選択肢として、「医療事務」や「医療秘書」があります。
医療事務や医療秘書は「医療従事者」です。
大変だと言われる医療事務や医療秘書の仕事ですが、やりがいがあるという話も多く聞きます。
今回はそんな医療事務や医療秘書の仕事内容や、やりがい、スキルアップの方法などを詳しく説明します。
医療事務や医療秘書の仕事に就きたいと思っている方は是非参考にしてくださいね。

目次

医療事務・医療秘書のやりがいは?

医療事務・医療秘書にはたくさんのやりがいがある

医療事務や医療秘書の仕事には、たくさんのやりがいがあります。今回はその中から4つご紹介します。

①たくさんの人から感謝される

医療事務や医療秘書の仕事は、人と関わる機会がたくさんあります。
医療事務は特に、患者さんと直接接する事が多く、治療を終えた患者さんから、「ありがとう」「助かったよ」と声をかけてもらえることもあります。
医療事務も医療秘書も医師や看護師等、様々なスタッフと連携して仕事を進めていきます。スムーズに業務が進んだ時等には、感謝されることもあるでしょう。
人の役に立てる喜びは、とても大きなやりがいになります。

②医療に関する知識が増える

医療事務・医療秘書は医療従事者です。直接医療行為を行うことはありませんが、毎日の業務に携わることで、治療に関することや検査、薬、保険、医療費等、様々な知識を増やすことが出来ます。
日々の成長を感じられたり、理解できなかったことがわかるようになることは、とてもやりがいを感じます。
また、日常生活で自分自身が患者の立場になった時、説明を理解しやすくなることもメリットでしょう。

③社会貢献ができる

医療の仕事は、常に人々の生活に寄り添っているものです。医療現場で働くことは、人の役に立つ一種の社会貢献と言えます。
医療機関は大きな病院から小さなクリニックまで、全国どこにでも存在しており、仮に自身や家族の都合で転職や転勤になっても、働き続けることができます。
全国どこにいても医療の仕事に携われることは医療事務・医療秘書の大きな魅力です。

④自由な働き方ができる

医療事務・医療秘書の仕事は、正社員という形態に限定されません。パートやアルバイト、派遣職員など、自身のライフスタイルに合わせて柔軟に働くことができます。
仕事の性質上、子どもや病気などに理解があるため、特に子育て中の母親にとってはとても働きやすいのもメリットです。
ライフワークバランスを保ちながら働くことで、私生活も充実し、やりがいを感じながら働くことができるでしょう。

医療事務・医療秘書はやりがいはあるけどストレスもある?5つの原因

医療事務や医療秘書の仕事にいくらやりがいがあったとしても、人と関わる仕事なので、全てが楽しいと感じる業務だけではありません。
仕事のストレスが溜まってしまったり、余裕がなくなってしまったりすると、自分の健康にも影響が出てしまいます。
どういうことがストレスに繋がるのか、ストレスが多いと言われている5つの原因を紹介します。

①患者さんからのクレーム(医療事務の場合)

医療事務として仕事をするうえで、一番多く接するのは患者さんです。
いつも顔を合わせるスタッフであれば、お互いの性格をなんとなく分かっているかもしれませんが、日々たくさんの初診患者さんが訪れます。
たくさんの人と関わる以上、問題が起きてしまうのは仕方のないことかもしれません。
しかしながら、いわれのないクレームをつけられたり、対応しようのない文句を言われるとストレスになってしまいますよね。

②業務内容が幅広く忙しい

医療事務の業務は幅広いです。受付や会計をはじめ、レセプト業務やカルテ作成など専門的な知識が求められます。
他にも、診察室への介助や検査室への患者さんのご案内、クラーク業務など、多岐にわたります。
医療秘書の業務も幅広く、医師や施設のスケジュール管理、出張の手配やアポ取り、学会発表の資料作成や学会への同行、施設全体への情報伝達なども医療秘書の業務です。
医療事務も医療秘書も、常に次にやらなければいけないことを考えながら業務を行わなければいけないので、臨機応変に対応することが求められます。

③お給料が見合わないと感じる

忙しいということにあわせて、仕事量とお給料が見合わないと感じる人も少なくはないようです。
人のためになるやりがいのある仕事とはいえ、やはり対価を得ないと日々のストレスにもつながってしまいます。
お給料が少ない、見合わないと感じたときには、資格を取ってスキルアップをすることも一つの方法です。

④人間関係

どのような仕事についても、対人関係がうまくいかないとストレスになってしまうことはあります。
就職したい病院やクリニックが決まったら、応募の際や面接の際に病院スタッフの雰囲気を確認するのもいいかもしれません。

⑤病院であるがゆえの緊張感

医療事務・医療秘書の勤務場所は主に医療機関です。
勤務場所によっては、一刻を争う緊迫した状態で来院される患者さんや、すぐに治療が必要な患者さんが訪れることもあります。
そのため、常に緊張感をもって対応しなければならず、精神的に疲れてしまったり、ストレスを感じてしまう人もいるかもしれません。
医療従事者として働くことの心構えをしておきましょう。
 

医療事務・医療秘書でやりがいを感じない~モチベーションをあげる方法は?~

医療事務・医療秘書としてバリバリ働きたい!人の役に立ちたい!と就職したのに、やりがいを感じない、やる気が出ないという時が訪れるかもしれません。
そんな時には、新しいことにチャレンジしたり、自身で勉強して資格をとるなど、一つ上のステージへスキルアップめざすのはいかがでしょうか?
自身の知識が増えるメリットにもなりますし、業務がさらにスムーズに進むようになるかもしれません。

資格を取る

未経験、無資格からでも仕事をすることができるのが医療事務・医療秘書のメリットですが、資格をとることで就職先の幅が広がったり、スキルアップやお給料のアップに繋がることもあり、さらなるやりがいが生まれます。
どうせ資格を取るのであれば、仕事に活かせる有用性のある資格がいいですよね。今回は仕事に活かせる資格を3つご紹介します。

診療報酬請求事務能力認定試験
資格手当の対象となる医療機関も多い、厚生労働省が認可する資格です。
そのため、しっかりと勉強しないと合格するのは難しく、医療従事者でも30%台の合格率と言われています。
ただ、一度資格を取得すると喪失することはなく、たとえ実務経験がなくともこの資格があれば就職する際に有利になります。
勉強時間が確保でき、今後の仕事としてスキルアップしていきたいのであれば、選択肢の一つに入れておきたい資格です。
 
医療秘書技能検定試験
医療秘書としての専門知識と技能を認定するもので、医療秘書をめざす社会人や学生にとっては学習目標の1つとなる資格です。
検定は1級、準1級、2級、3級と4階級に分かれています。
これらの審査基準をクリアすることによって、高度な知識や技能をもち、専門的な業務を遂行することができるのかを測る検定になります。 
 
秘書技能検定
文部科学省が後援している、秘書に特化した検定試験です。難易度ごとに、1級、準1級、2級、3級と4階級に分かれています。
資格取得の勉強をすることだけでも、秘書としてのビジネスマナーを身に付けられます。立ち振る舞いについて勉強しておくと、病院以外の外部機関と接する時に役立つでしょう。

講習に参加

学会や医協会が主催する、医療事務・医療秘書に関連した講習会等もあります。
講習会ではスキルアップセミナーと称し、診療やカルテに関することや、コミニケーション、パソコン能力を高めるものなどさまざまです。
医療機関で働く方たちとも出会えるきっかけとなりますので、業務に関する悩みの相談などができるかもしれません。

隙間時間に勉強して知識を増やす

講習と並行して、独学で勉強し、知識を増やすこともやりがいアップにつながります。
業務中に知らない単語が出てきたり、業務に必要と感じたことを自主勉強することで、業務がスムーズになったり効率よく取り組むことができるでしょう。
机に向かって本を広げなくても、スマホやパソコンで空き時間に簡単に検索ができます。
自分にできることを無理せずコツコツ続けることで、やりがいを見出すことができますよ。

医療事務・医療秘書のやりがい!まとめ

今回の記事では、医療事務のやりがいについて紹介しました。
やりがいを感じることができるかどうかは、自分の仕事に取り組む姿勢次第です。
人と関わることの多い医療事務・医療秘書は、人に感謝されたり、人の役に立つ仕事です。
資格を取得したり、経験を重ねていけば自然とスキルアップしたり、お給料アップにもつながります。
「医療従事者」である医療事務・医療秘書はやりがいのある職種だと言えるでしょう。

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