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医療秘書・医療事務
- 医療事務の志望動機
- 医療事務の仕事内容
- 就職活動

医療事務は大変人気のある職業です。近年は高齢化が進み、病院やクリニックなどの医療機関を利用する人が多くなっており、医療機関で働く医療事務のお仕事も需要が高まっています。
この記事では、医療事務をめざしている人向けに、医療事務の志望動機の書き方、その参考になる仕事内容の詳細などについて解説していきます。
目次
医療事務とは
医療事務は勤務時間や収入も安定しているので、特に女性に人気があります。
医療事務の仕事内容
ここでは医療事務の主な仕事内容を紹介します。
受付
会計
レセプト業務
クラーク業務

医療事務になるには
「医療事務管理士」や「診療報酬請求事務能力認定試験」などの民間資格は、専門的な知識を持っていることを示すことが出来るため、取得しておくと就職活動で役立つでしょう。
医療事務管理士技能認定試験
受験料 | 7,500円(税込) ※免除ありの場合は5,400円(税込) |
試験の内容 | ・学科試験(法規/保険請求事務/医学一般) ・実技試験(レセプト点検/レセプト作成) |
試験日程 | 在宅試験:毎月(毎月第4土曜日翌日の日曜日) インターネット試験:好きな時に受験可能 |
出典元 (2024年6月現在) |
https://www.ginou.co.jp/qualifications/iryojimu.html |
医療秘書士
医療秘書士の資格条件に、必ず医療教育協会指定の大学・短大・専門学校にて必要な科目を履修する必要があるので、独学では資格は取得できません。そのため、教育機関でしっかり学んでいると認められるでしょう。
診療情報管理士
一度医療事務として就職し、働いていく中で、より高みをめざしたい気持ちが芽生えたときに取得するという選択肢もあります。
受験料 | 2年間 220,000円(税込) (専門課程編入は110,000円) ※半期延長料(半年)は別途 |
主催 | 日本病院会 |
試験日程 | 年に1回(例年2月) |
出典元 (2024年6月現在) |
https://jha-e.jp/ |
医療事務の志望動機はどう書く?
また、医療系の学校の入学試験を受けるときに、面接等で医療事務をめざす理由を問われることもあります。そのため、志望動機はじっくりと考えて好感を持たれやすいものを準備することが大切です。
自分の実体験を織り交ぜる
病院の理念、方針を理解する

自分の経歴をアピールする
医療事務の大変なこと
しかし、就職する前から資格取得のための勉強や学校での講義を通して、知識を身につけることは可能です。出来る限りの知識を身につけた状態で就職すれば、全くの未経験と比べると早く業務を覚えることができるでしょう。
医療事務に向いている人
日常的に患者さんやその家族、医師や看護師と接することが多くなるので、様々な人と関わります。病院にくる患者さんは、必ず何かしらの不調を抱え、精神的に不安定なこともあります。そんな患者さんに優しく接することが大切です。
医療事務の魅力・やりがい
医療事務の魅力はたくさんありますが、一番は「働きやすい」という点が挙げられるでしょう。ライフスタイルが変化しやすい女性でも年齢や働き方の形態にとらわれず、誰でも働きやすいです。
もちろんフルタイムで正社員として働くことも可能ですし、結婚後は子育てと両立するためにパートタイマーに業務形態を変えることも可能で、柔軟に働き方を変えることができます。
また、医療関係は景気変動の影響を受けにくいとも言われており、給与も安定性に優れているでしょう。
やりがいとして挙げられるのは、受付業務などで患者さんやその家族と直接関わる中で、「ありがとう」や「助かりました」などの感謝の声を聞くことです。
クラーク業務でも患者さんと密接に関わるので、より患者さんから信頼してもらったり感謝されることも多くなります。
医者や看護師のように医療行為を行う訳ではありませんが、医療従事者として人の命を預かりサポートする使命感を持って日々の業務を行うことが出来るでしょう。

まとめ
医療事務に関する資格は様々な種類がありますが、就職活動で苦労しないためにも、学校で学んだり資格を取得しておくことは重要だと言えるでしょう。
資格を取得したり、志望動機を考えたりと今からでも出来ることはたくさんあるので、出来ることから準備を始めてみましょう。
この記事を書いた人

所属:入試広報部
おこじょ4号