歯科衛生学科 三つのポリシー
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
歯科衛生学科では、以下のような能力を身につけ、かつ所定の単位を修得することにより、短期大学士の学位が与えられるとともに、歯科衛生士国家試験受験資格を取得できます。
- 歯科衛生士に必要な最新の知識と技能を修得する意欲を常に持ち、主体的に行動できる。
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歯科衛生士として直面する問題を解決する方法を理解している。
- 優れたコミュニケーション能力を修得している。
- 歯科衛生士として必要な知識と技能を修得し、歯科医療の場で協働、連携することができる。
- 歯科衛生士として豊かな人間性と専門性を身につけ、社会に貢献することができる。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
歯科衛生学科では、ディプロマ・ポリシーで明記している歯科衛生士として必要な能力を修得するために、以下の方針で教育課程(カリキュラム)を編成しています。
1)教育内容
- 歯科衛生士に必要な知識と技能を修得し主体的な行動力を養うために、専門教育科目を設置する。
- 歯科衛生士として直面する問題を解決する能力を修得するために少人数で行うゼミ形式の基礎演習と研究演習、学外での臨地実習と臨床実習を設置する。
- 身につけた口腔保健の知識を、相手の人間性を尊重して正しく伝え理解させるコミュニケーション能力を育てるために、「関女技能オリンピック」や「研究発表会」などの体験的・参加型の行事や学外での臨地実習と臨床実習を設置する。
- 歯科衛生士として必要な最新の知識と技能を修得し、歯科医療の場で協働・連携する能力を身につけるために、共通教育科目と方法論、臨地実習、臨床実習の3形式の実習を設置する。
- 豊かな人間性を身につけ、社会に貢献する歯科衛生士としてふさわしい能力を獲得するために、少人数で行うゼミ形式の演習と臨地実習並びに臨床実習を設置する。
2)教育方法
- シラバスに到達目標、授業計画、評価方法、準備学習、関連学習、ディプロマ・ポリシーとの関連について明記するとともに、最初の授業において各科目でオリエンテーションを行い周知する。
- 小テストの実施やレポートなどの課題提示により学生自らが学習時間を確保し、主体的に学習に取り組む教育方法を実施し、教育内容の定着を図る。
- 「夢ノート」を活用して学生の振り返りを促し、個々の学生に適する指導、支援を行う。
- 資格取得に必要な基本的な知識や技能だけでなく、最新の知識や技能を主体的に修得する能力の獲得を促すため、多様な授業形態と教育方法を取り入れる。
3)教育評価
- GPA制度などにより、教育の質保証に向けて点検・評価・改善を行う。
- 各科目のシラバスに定める評価方法に基づき、厳格な評価を行う。
- ディプロマ・ポリシーの達成に向けて、学生の学習成果の全体を評価する。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
1)求める学生像
歯科衛生学科の教育目標を達成するにあたり、歯科衛生士として国民の口腔衛生の向上に寄与したいという高い志を持つとともに、人を思いやる心とコミュニケーション能力を備えている人を求めます。
2)入学者に求めるもの
歯科衛生学科への入学を希望する人は、以下の能力などが求められます。
- 歯科衛生士としての知識と技能を習得するために必要な基礎学力と学ぶ意欲
- 歯科衛生士になりたいという強い意志
- 明るく、人と話すことを厭わない積極性
- 人を思いやる心と倫理観