令和元年5月25日（土）、帝国ホテル大阪3階「鶴の間」において、フレンチのフルコースをいただきなら、テーブルマナー講習を受講しました。格式のあるホテルということもあり、学生たちはかなり緊張している様子でした。

　初めに、講師の方から「テーブルマナ—」とは、「『お食事を楽しく和やかに周りの人に不快な思いをかけないため』また『国際感覚を養い通用するエチケット（プロトコール）を身につけるため』の心得です。しかし、マナーを守ることばかり気にしていては、せっかくのお食事が楽しくないため、他の方に迷惑をかけないよう、心地よくお食事をすることが『心のマナー』である」と教えていただきました。
　また、マナーとエチケットの違い、場にそぐわない会話、円卓の上座はどこか、座るときは左右のどちらから座ると良いのか等、講師の先生が学生に質問をする形で楽しく、分かりやすく教えてくださいました。学生たちは少し緊張しながらも必死にメモを取り、話に聞き入っていました。

　食事を始める前には、ナプキンの使い方、乾杯をする時はグラスとグラスを合わせて音を鳴らしてはいけないことやその由来などを教えていただきました。
　食事が始まってからは、スープを飲み終わったときスプーンはどこに置くのか、途中で席を立つときナイフとフォークはどのように置くのか、飲み物のつぎたしを断るときはどのようにするか等、その都度教えていただきました。
　また、スタッフの方の身だしなみ、姿勢、気配りの仕方等、学ばせていただくことは多くありました。
　初めは緊張していた学生たちも、徐々に会話も弾み、表情もにこやかになり、美味しい料理を楽しんでいました。

　今後、社会に出たとき、パーティ等に参加する機会が増えることと思います。その時、今回学んだ「テーブルマナー」を思い出し、恥ずかしい思いをすることなく、心地よく食事を楽しめることを願っています。