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平成29年度 関西女子短期大学 第53回 入学宣誓式が挙行されました2017年04月01日

平成29年4月1日(土)、関西女子短期大学にて新入学生による「第53回 入学宣誓式」が挙行されました。
当日は、前日の雨も無事あがり、早春の気配を感じる中、多くの保護者の皆様、来賓の方々、在学生、教職員が出席する中とりおこなわれました。
本学正門横の桜も、今日のこの日を待っていたかのように、ようやく咲きはじめ、新入生を迎えてくれていました。


学長式辞では、大嶋学長より、大学生としての心構え、関西女子短期大学の歴史、関西女子短期大学での「教育」について述べられました。
また、阪神淡路大震災でのご経験から、「女性の笑顔のすばらしさ」について次のようなお話をされました。
『あなた方の生まれる前の話になりますが、今から22年前に阪神淡路大震災がありました。当時、私は尼崎市に住んでいましたが、震源地からはかなり離れた尼崎に住んでいた私でも、最初は地震というよりも、アパートに飛行機が突っ込んだと思いました。すごい衝撃でした。その後、大きな揺れが続いて、初めて地震と気付きました。部屋は滅茶苦茶でしたが、家族は全員無事で、1週間後から、大学病院に働きに行くことができるようになりました。その時の大学の病院長が、私の前任の学長である祖父江鎮雄先生で、神戸市灘区の避難所に歯科治療をする場所を確保し、避難者の歯科治療をする救護班の班長を命じられました。避難所に治療する場所は確保できたのですが、誰も来ません。知らないのだろうということで、宣伝に出かけたのですが、私達のようなおっさんがいくら話をしても誰も聞いてくれませんでした。ところが、避難所の診療所の留守役の若い歯科衛生士が声をかけると、みんなが振り返り、その話を聞いて、診療室に来るようになりました。驚きました。あの時ほど、若い女性の笑顔の素晴らしさを感じたことはありません。貴女たちは、自分では気付いていないと思いますが、貴女達の笑顔ほど、人の心を和ませるものはありません。校内ですれ違ったときに、笑顔で「おはようございます」とでも挨拶されると、ほとんどの教員がスキップをしたくなるほど喜んでいることを覚えておいて下さい。』
最後に、「専門職になると、職業に関連する多くの困難や障害に遭遇します。その時に、同じ職業に就いている親しい同級生の存在は、非常に頼りになります。仕事の悩みを打ち明けるだけでその悩みが解消することもありますし、解決策をsuggestしてくれることもあります。本学で学ぶ2年間あるいは3年間の間に、同級生のベストフレンドを作っていただきたいと思います。」
と述べられました。
新入生の皆さんは、一生懸命大嶋学長のお話しに耳を傾けていました。


入学宣誓式では、在学生代表による学園歌の斉唱からはじまりました。
次に、関西女子短期大学 大嶋学長より、保育学科128名、養護保健学科48名、歯科衛生学科118名、医療秘書学科48名、合計342名の入学生に入学許可が宣言されました。続いて、新入生代表として釜谷咲矢華さん(保育学科)による宣誓が行われました。


その後、映像を用い、趣向を凝らした江端理事長・学園長による祝辞のあと、在学生代表の木村唯乃さん(養護保健学科)による歓迎の辞が述べられ、式は終了となりました。
入学宣誓式終了後、在学生対象の特別奨学生表彰が行われました。特別奨学生は前学期の学業成績、人物共に優秀だった方が選ばれるもので、新入生の皆さんも真剣な表情で見ておられました。頑張っている先輩の姿を見て、将来の自分に重ね合わせ、入学後の勉学への決意を新たにされたのではないかと思われます。

その後、新入生はオリエンテーションを受けるために学科別に分かれて移動し、保護者の方を対象に保護者説明会が開催されました。
新入生の皆さん、入学おめでとうございます!これから2年ないし3年間、充実した学生生活をお過ごしください。


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